よくあるご質問
よくあるご質問一覧
排煙設備とはどういったものですか?
火災時に発生する有害な煙を外に排出する働きを持つ設備のことをいいます。
多数の人が利用する特殊建築物等においては、排煙設置が義務づけられており、その機能は、『強制排煙』と『自然排煙』とに分けることができます。
強制排煙装置:機械の力で、強制的に煙を排出する装置
自然排煙装置:煙の浮力を利用し、排煙窓から煙を自然排出する装置
自然排煙装置『排煙オペレーター』とはどういったものですか?
基本は手の届かない場所にある高窓(排煙窓)ですが、操作ボックスなどによる遠隔操作で窓を開放し、自然排煙を行う装置のことです。
また、普段は、窓の開閉を調整することで、自然な通風、換気を行なうことができるという利点もあります。
なので、換気が注目されている近年では重宝されています。
『窓の開閉を操作する操作部』と『窓を開放させる伝達・開放部材』とで構成されています。
『排煙オペレーター』には、どういった種類がありますか?
大きく分けて次の3種類があります。
【ワンタッチオペレーター】
操作ボックスの単一操作(ボタンを押す)で、窓を一斉に開放する機能を有する装置です。
排煙性能に優れており、多くの開口形式の窓に対応し、本体のサッシ内隠蔽も可能です。
【ハンドルオペレーター】
操作ボックスのハンドル操作によって、窓の開口角度を任意に調整できる装置です。
開口角度の調整により、自由に排煙・換気を行うことが可能です。
【電動ワンタッチオペレーター】
煙感知器等に連動し、自動的に窓を一斉開放する機能を有する装置です。
また、排煙制御システムとの連動により、優れた排煙性能を発揮することが可能です。
既存のサッシに排煙オペレーターを取り付けることは可能ですか?
型の種類によっては取り付けることは可能ですが、サッシ等の納まり次第で取り付けられる型であっても、取り付けることができない場合があります。
また、もともと排煙オペレーター付きのものは補強裏板等が付いているのですが、元から排煙オペレーターが無い型ですと、耐久性に問題が生じる場合もあります。
まずは一度、お電話やメール、本サイトのお問い合わせフォームからご相談ください。
メンテナンスは必要ですか?
必要です。メンテナンスをせずに使い続ければ作動不良により部品を痛め、故障の原因となります。
また、官公庁の建物や特殊建築物等においては、定期的な点検、報告することが義務づけられております。
【建築基準法 第8条(維持保全)、第12条(報告、検査等)】
故障を未然に防ぎ、製品の寿命を延ばすためにも定期的なメンテナンスをお勧めします。